川口市川口元郷の歯医者「デンタルクリニックK」|歯内療法(根管治療)

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    徒歩5分
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    歯科衛生士
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休診日
木曜・日曜

endodontic 歯内療法(根管治療)

歯を残すための歯内療法
(根管治療)

むし歯が歯の中の神経(歯髄)まで進むと、強い痛みを伴うことがあります。その際に行うのが、専用の器具を使って神経を取り除く「歯内療法(根管治療)」です。

ただし、神経を取っただけでは安心できません。歯の中の管(根管)に細菌や汚れが残っていると、歯根の先で炎症や膿ができてしまい、再び痛みや腫れを引き起こすことがあります。

歯内療法の成功には、この根管をどれだけきれいにできるかが重要です。しかし、根管の形はとても複雑で、丁寧に清掃・消毒するには高度な技術と多くの器具が必要です。

川口元郷の歯医者「デンタルクリニックK」では、歯内療法を歯周病治療と並ぶ口腔内の「基礎的治療」と位置づけ、マイクロスコープなどを活用しながら精度の高い治療を心がけています。

抜歯させない・再発させ
ない歯内療法へのこだわり

歯内療法の講師を務める院長を中心にチーム医療で対応

当院の院長は、日本最大規模の歯科スタディグループ「JIADS」で常任講師を務めており、これまで多くの歯科医師に歯内療法(根管治療)の知識や技術を指導してきました。

その専門性と豊富な経験をもとに、院長を中心に歯科医師・歯科衛生士が連携し、精密で確かな根管治療をご提供しています。難しい症例やセカンドオピニオンにも対応していますので、「抜歯しかない」と言われた方も、ぜひ一度ご相談ください。

高い専門性で
マイクロスコープを
使いこなす精度の高い治療

根管(歯の中の神経や血管が通る管)はとても細く、形も複雑なため、歯内療法(根管治療)は歯科治療の中でも特に難しい分野といわれています。当院では、マイクロスコープを使って根管内部を大きく拡大し、明るく照らすことで、細かな部分まで確認しながら丁寧に治療を行っています。

ただし、マイクロスコープを導入するだけで精密な治療ができるわけではありません。確かな結果を得るためには、使いこなすための知識・技術・経験が不可欠です。

当院の院長は、日本顕微鏡歯科学会が認定する「認定指導医」の資格を持ち、埼玉県内では唯一の保持者です。専門性の高い院長がマイクロスコープを適切に駆使し、精度の高い歯内療法をご提供いたします。

再感染を防ぐために
器具の洗浄・滅菌を徹底

根管治療では、内部に細菌が残ってしまうと再発を繰り返し、最終的には抜歯が必要になることもあります。そのため当院では、治療中に細菌が入り込まないよう、使用する器具は一つひとつ徹底して洗浄・滅菌しています。

さらに、院内の空気や治療に使う水にもこだわり、常に清潔で安全な環境を整えています。患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、細部まで衛生管理を徹底しています。

ラバーダムにより
無菌環境下で治療を実施

根管治療では、唾液に含まれる細菌が歯の中に入り込むと再発の原因になります。そのため当院では、治療する歯をゴム製のシートで覆うラバーダム防湿という方法を用い、唾液が入らないようにしています。

海外では、根管治療の際にラバーダム防湿を行うのは当然だとされています。ただ、残念ながら日本ではまだ十分に普及していないのが現状です。当院ではラテックスアレルギーなどの特別な理由がない限りラバーダム防湿を行い、無菌的な環境で再発を防ぐ治療を行っています。

世界中から器材を集めて
厳選した物を使用

当院では、患者さんにより良い治療をご提供するため、さまざまな取り組みを行っています。世界中から最新の器材を取り寄せたり、世界的に活躍する先生のセミナーで紹介された器具を実際に自分で使用・検証し、その中から本当に効果的だと判断できたものを厳選して導入しています。

こうした取り組みによって、常に質の高い治療を患者さんへお届けできるよう努めています。

PICK UP

より使い勝手が良く
精度を高められる器具の
開発に携わる

専門的な治療を数多く経験する中で、「既存の器具では使いにくい」「もっとこんなふうに使えたらいいのに」といった要望が出てきます。当院の院長は、スペシャリストとしての立場から、メーカーに改善提案を行ったり、製品開発に関わったりしています。

これまで多くの開発に携わってきましたが、特に多いのは歯内療法(根管治療)に関連するものです。

歯内療法が必要なケース

以下のような症状がある場合、歯内療法が必要である可能性があります。

  • 冷たい物がしみる
  • 歯を噛み合わせると痛む
  • 歯茎が腫れていて、指で歯を押すと痛む
  • 何もしていないのに、激しい痛みがある

こうした症状があると、むし歯が神経まで進んでいる可能性があります。放っておくと治療が複雑になり、時間もかかってしまいますので、気になる症状があれば、どうぞお早めに当院へご相談ください。

こんな場合にも
歯内療法が必要になります

「以前に神経を抜いた歯」や「痛みがない歯」でも、治療が必要になるケースがあります。以下のような場合は、一度ご相談ください。

かつて神経を抜いた歯

すでに神経を取った歯であっても、過去の治療が不十分だった場合には、再治療が必要になることがあります。

根管内に汚れが残っていたり、歯根にひびが入っていたりすると、歯根の先に膿の袋ができてしまうことがあります。そのまま放置すると症状が悪化し、抜歯が必要になる可能性もあります。

大切な歯を守るためには、できるだけ早い段階で適切な治療を受けることが重要です。

違和感がある歯

むし歯が神経まで進むと通常は強い痛みを伴いますが、中にはほとんど痛みを感じないまま進行してしまうケースもあります。こうした場合でも、時間が経つと「噛んだときの違和感」などの症状が出てくることがあります。

また、過去に治療をした歯でも同じようなことが起こることがありますので、「なんだか変だな」と感じたら、早めにチェックを受けることをおすすめします。

ケーススタディ・症例

歯内療法にはさまざまなアプローチがあり、症例によって最適な治療は異なります。当院では、他院で「難しい」と断られてしまったケースにも対応していますので、まずはお気軽にご相談ください。

こちらでは、当院で実際に行った治療例をご紹介しています。治療の流れや改善の様子をご覧いただくことで、より具体的にイメージしていただけると思います。

湾曲根管のケース
(初回根管治療)

治療前

治療後

大きなむし歯で右上6番に痛みがあり、抜髄したケースです。当院では本症例のように強く湾曲している根管であっても確実に対処できるシステムを採用しております。


根尖病変のケース
(再根管治療)

治療前

治療後

右下5番根尖部の骨に炎症があり、エックス線上で透過像(黒い影)が認められました。根管内の感染を除去することで炎症はなくなり、透過像は消失しました。


根尖病変のケース
(再根管治療)

治療前

治療後

右上7番根尖部の骨に炎症があり、エックス線上で透過像(黒い影)が認められました。上顎大臼歯は根管の形態が複雑で難易度は高いですが、徹底的に根管内の感染を除去することで炎症はなくなり、透過像は消失しました。


根尖+根側病変のケース
(初回根管治療)

治療前

治療後

右上2番の歯髄が壊死してしまい、根尖のみならず根側にも透過像(黒い影)が認められました。このような場合でも処置方法は同じです。徹底的に根管内の感染を除去することで炎症はなくなり、透過像は消失しました。


破折ファイル除去のケース(再根管治療)

治療前

治療後

右下6番の遠心根にステンレススチール製のファイル(歯内療法に使用する器具)が破折しています。これが残っていると根管内をきれいにすることができませんが、破折ファイルの除去には高い技術が必要となります。本ケースでは根管内からファイルならびに感染を除去することで炎症はなくなり、透過像は消失しました。


パーフォレーションリペアのケース(再根管治療)

治療前

治療後

右上6番の髄床底と呼ばれる部分に穴があいてしまい、外部と交通している状態です。一般的には予後が悪いため抜歯と診断されることが多いですが、生体親和性の高い材料でリペア(穿孔部の封鎖)を行なうことで、抜歯を回避できる可能性があります。本ケースではMTAセメントを用いて封鎖を行ないました。


外科的歯内療法のケース
(再根管治療)

治療前

治療後

外科処置中

右上12番根尖部の骨に炎症があり、広範囲にわたり骨の吸収が認められました。根管内の感染を徹底的に除去しましたが改善が認められず、外科的に根尖部の切除ならびに掻爬を行いました。根管内は生体親和性に優れるMTAセメントで充填を行い、骨欠損部には骨補填材を填入しました。術前に認められた疼痛や排膿は解消し、エックス線上でも問題は認められません。


歯内-歯周病変のケース
(初回根管治療)

治療前

治療後

治療前

治療後

根尖性歯周炎も歯周病も骨や歯周組織が破壊される病気です。根尖性歯周炎は根尖部が、また歯周病は辺縁部が破壊されますが、これらが併発している状態を歯内-歯周病変といいます。このような歯を救うためには、歯内療法と歯周病治療の両方に精通している必要があります。
右下7番の歯髄壊死ケースですが、CBCT像で辺縁から根尖にかけて大きく骨の吸収が認められました。非常に厳しい状況でしたが、徹底的に根管内の感染を除去すること、また歯周病に対する処置を的確に行うことで炎症はなくなり、透過像は消失しました。なお本ケースでは外科的処置を行っておりません。

こちらでご紹介している症例は、当院で行ったごく一部にすぎません。治療内容についてくわしく知りたい方、また他院で断られたような難症例の場合でも、お気軽にお問い合わせください。

料金表

根管治療は保険適用ですが、症例によっては自由診療でご案内させていただく事があります。
その他、追加で処置が必要な場合は別途費用がかかります。

初診料 ¥0
再診料 ¥1,000 (30分)
前歯 ¥100,000
小臼歯 ¥120,000
大臼歯 ¥140,000